30 déc. 2011

食パンは...

朝食は糖質が30gになるようにしていて、たいてい全粒粉のビスコットを5枚食べています。日本にいた時はいつも朝食はトーストでした。日本の食パンは種類が多いし、厚めでふわふわしていて美味しいですよね。あの味を求めてパリ中色んな食パン(pain de mie)、ブリオッシュ風食パン(pain brioché)等々 を試してきたのですが、悲しいことにどれもぱさぱさしていて日本の食パンの味には及ばない。
でも、今日はトーストが食べたくなって、Monoprixブランドの全粒粉食パン、"pain de mie complet gourmand" を食べました。(このパンを選んだ理由の一つが他のものに比べて糖質が少なかったからです)。糖質30g相当だから、2枚食べられます。ところが、食後の血糖値が1,28から2,36と劇的に上昇してしまいました。糖質量はビスコットと変わらないのに。食パンはビスコットと比べて柔らかいので噛む量が減ってしまうからかなあ。難しいですね。血糖値上がりにくい食べ物探し、これからも頑張ります。とりあえず柔らかいパンはしばらくお預けです。

29 déc. 2011

Hypoglycémie 低血糖

糖尿病になると、もちろんHyperglycémie(高血糖)にならないようにするのがプライオリティーですが、それと同様にHypoglycémie(低血糖)の管理が大変です。Hypoglycémieとは、血糖値が0,6g/lの状態ですが、血糖値が0,7g/lくらいになるともうやばい。頭がくらくらして体全体冷や汗が出てきます。体が震えだし、動くことが困難になってきます。私はまだ血糖値が安定せず、インスリンの適切な量がわからないので、インスリンの量が必要量より多すぎてHypoglycémieになることがしばしばです。今日も昼食の際、いつもより食事量が少なかったにも拘わらずいつもと同じ4単位の注射をしてしまったため、午後にHypoglycémieになってしまいました。
さて、Hypoglycémieになったらどうするか?15g相当分の糖分を緊急にとらなければなりません。それも、吸収されやすいものでないとならないので、パンやご飯などの、いわゆるsucre lent では効果が上がりません。15gの糖分は、
- 角砂糖3個
- フルーツジュース200ml
- はちみつ大匙1
などで取ることができます。
 入院中は、低血糖時まずはリンゴジュースかオレンジジュースを与えられていましたが、それでも血糖値が低いままのことが多く、その際は角砂糖を(強制的に)食べさせられます。この「砂糖を食べる」という行為がかなりつらいのです。まさに「年中ダイエット」人生を送ってきた私には、「砂糖の塊を食べる」というのは精神的に受け入れるのがとても難しい。
 そこで、砂糖の代わりにジャムを食べることにしました。しかも普通のジャムではなくHédiardのジャム!これが激うまなのです。お気に入りは、洋ナシとくるみのジャムとマンゴーのジャム。
 これで低血糖の管理が楽しいことになるかな。。。

Galette des Rois

今日の朝の血糖値が0,69だったので調子に乗って朝ごはんにDominique Saibronで入手したGalette des Rois を食べたら、なんと食後2,01まで上がってしまいました。。。後悔。でもDominique SaibronのGaletteは甘さ控え目でとても美味しかったです。高血糖の代償はあるかも!ピスタチオとフランジパン(アーモンドペースト)の2種類あったのですが、アーモンドが糖尿にいいとどこかで読んで、フランジパンの方にしました。

久々の日本食

今日は入院以来初めて日本食を食べました。本当はうどんとか、お好み焼とか食べたいのですが、炭水化物制限を受けている私にはまだ難しい。そこで、糖尿病の父が、入院中に食べて「美味しい」と感激していたすき焼き風の煮込みを作ることにしました。
材料:
豆腐
牛肉の薄切り
白菜
えのきだけ
しょうゆ、みりん、酒少々
ノンシュガー甘味料
久しぶりに食べたしょうゆの味はちょっと塩気がきつく感じましたが、日本風の甘辛味、弱った体に染みました。実家の台所を思い出させる懐かしい匂い、料理を作っている母の背中が目に浮かんできて涙ぐんでしまいました。